アプリを作っていて、効果音を鳴らしたい時ってありますよね。それは、ゲームアプリでなくツール系アプリでも、効果音が欲しい時はあります。
ということで、早速実装してみたいと思います。
- 効果音とBGM
- フレームワーク追加
- 効果音を鳴らすソースコード
- 参考サイト
1. 効果音とBGM
効果音とBGM、どちらも音なのですが、使用するフレームワークが違ってきます。
効果音は、ボタンを押したり、何かに反応したりした時に出す音を指します。
効果音を使用したい場合は、AudioToolboxが良いようです。
30秒以内の音という制限があります。
ちなみに効果音を英語で言うと「Sound Effect」ですね。
BGMは、その場の雰囲気を作る音楽。「Background Music」の略です。
音楽をループで使いたい場合は、AVFoundationが向いているようです。
今回は、ボタンを押したら音が出るようにしたいので、効果音の方、つまり「AudioToolbox」を使用します。
2. フレームワーク追加
では、早速実装していきたいと思います。
iOSで準備されていますので、それを利用したいと思います。
まずは、使用するフレームワークを追加します。
今回は、「AudioToolbox.framework」を追加します。
フレームワークは追加しただけでは意味が無いので、忘れずにヘッダファイルに追加しましょう。
これを忘れると、エラーになります。
1 |
#import <AudioToolbox/AudioServices.h> |
3. 効果音を鳴らすソースコード
iOSには、システム音として、効果音が準備されていますので、それを利用したいと思います。
実際のソースコードは、これだけです。
1 |
AudioServicesPlaySystemSound(1000); |
なお、上記でカッコ内の番号”1000″がSound IDですので、それを鳴らしたい音の番号に変更すれば、その音が鳴ります。
注意点として、シミュレータでは、音が鳴らないようです。
実機では、ちゃんと鳴りました。
4. 参考サイト
以下サイトで、Sound IDがわかりやすくまとまっていますので、参考にさせていただきました。
Developers.IO
最後までお読み頂きありがとうございます!
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